名簿を呼び出そう
NSはスキンケア製品”品目”のみによるスタートでしたが、その当時としては最新のコンセプトとテクノロジーに基づいた製品で、市場の支持を集めました。
のちに追加された健康補助食品のIDN製品も、その時代にはまだあまり一般的ではなかった活性酸素の除去に目を向けたサプリメントで躍進を支えました。
しかし、その後多くのメーカーが同じような製品を出すにおよんで、急速に競争力をなくしていきます。
会社としても手をこまねいていたわけではなく、17年以降はスキンケア製品の落ち込みをファーマネックスが埋めるかたちで業績を安定させています。
一度ロールアップを経験してしまうとビジネスを継続するどころか製品を使う意欲すらなくしてしまうと聞きます。
NSがどこの市場でもどうしてもAWに追いつかず、またAWもNSを脅威に感じていない理由がここにあります。
AWにもタイトル維持には過大ともいえるノルマがありますが、それを達成できなかったからといってグループまで失うわけではありません。
タイトルは失い、収入も下がりますが、グループはそのままですから再挑戦も可能です。
しかしNSの場合は一度落ちたらその時点ですべてをなくしてしまいます。
AWでは末端、あるいは「%」で何年も継続している人が珍しくありませんが、ニュースでそんな人はまれです。
長くやっている人は、サバイバルを繰り返してきたリーダーか純粋な愛用者のみ。
末端は常に入れ替わっています。
しかし、ビジネスライクでクールなこのシステムは、反面、力のある人にはたまらない魅力です。
弱い人を淘汰し、強い人を抽出するにはもってこいの仕掛けですから。
とはいえ、17年代の後半以降はそれで生き残れる人は払底してしまいましたし、いてもBPが20世紀のNSを担うといって発表されたのが17年のWC。
FNの導入が決定したのは17年。
そろそろ勢いに翳りを感じ始めたリーダーはこぞってこのふたつの新事業に飛びつきましたが、そのせいでVが分散してしまい、本来ベースになるはずのスキンケア関連の売り上げが大きく落ち込んでしまいました。
現場でもBP主導派とFN主導派にわかれ、グループによって方針がバラバラな状態が長くつづきました。
そうなるともう統制がとれるはずもなく、折から相次いで上陸した一連の新しい会社に多くのメンバーを吸い取られてしまいます。
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